
物心つく前よりバチを握り太鼓が遊び道具だった山部は、6歳から地元、倉敷天領太鼓のメンバーとして舞台に立つ。2004年和太鼓の世界で最大にしてもっとも格式が高く、海外からの出場も認められ、事実上世界一決定戦とも言われている東京国際和太鼓コンテストに出場。最年少で最優秀賞を獲得。「若き天才和太鼓奏者」「50年に1人の太鼓奏者」として、大きな話題となり注目される。 山部の太鼓の特徴は、独特のリズム感と、抜群に早いバチ捌き。伝統的な太鼓のテンポだけでなく、ロックのような速いテンポまで、あらゆるリズムを2本のバチで自由自在に表現する。そしてもうひとつ、上半身を大きく反らせる独特の打法。168cmと小柄で細身な山部が、力強く太鼓を打つ為に日々の練習で試行錯誤し身につけたもの。山部は現在、フランス公演など、海外にも活動の場を広げる一方、プロとして『山部泰嗣と天領太鼓“一刀”』を新たに結成。メインの奏者としてだけではなく、舞台全体の演出、新曲作りと新たな和太鼓の可能性を追求し、弟・哲誠とのドラムセッションなど、他の楽器との新しいコラボレーションを積極的に行っている。